外付けHDDを選ぶときの目安

 ハードディスク(HDD)は、パソコンのパーツの中で最も壊れやすく、2年から3年くらい使用しているとデータを読み込めなくなってしまうことがあります。その前にHDD内のデータのバックアップをとっておくことが重要ですね。
 バックアップには、使用中のもの以外にもう1台HDDが必要ですが、内蔵のハードディスクは、初心者の方には扱いが難しいのと、ノートパソコンにはHDDが1台しか入らないため、外付けのHDDを使ってバックアップを行うのがおすすめです。
 外付けHDDの選び方としては、まず購入予算を決めます。安すぎるものは容量が少なく、データの読み込みスピードや耐久性などの性能も落ちるので、ある程度の予算(1万円〜2万円)は確保したほうがいいですね。
 パソコン初心者の方には聞き慣れないかもしれませんが「バッファロー」、「ロジテック」、「IODATA」の3社が日本のHDDの大手メーカーです。この3社のハードディスクであればほぼ問題ないでしょう。
 次にデータ容量ですが、文章作成など、それほど容量を使わないデータであれば100GB(ギガバイト)ほどで十分です。逆に、音楽や画像、動画などの大容量のファイルを保存するなら300GB前後は必要です。

外付けHDDのデータ容量と転送速度について

 HDDのスペックでまず第1に確認する部分は容量です。現在、ハードディスクの容量は1TB(テラバイト→1000ギガバイト)を超えるものが出ていますが、値段も高価になっています。動画を扱う場合でも、今はまだ200〜300GB程度で十分だと思います。動画を扱わない場合には、もっと少なくてよいですよ。
次は転送速度です。これは、ハードディスクがデータを読み込むスピードのことですが、扱うデータ量が少ない文章データなどの場合はそれほど気にする必要はありません。しかし、音楽、画像、動画などのデータ量の多いものを扱う場合には、転送速度が速いほうがよいですね。
この転送速度は、接続するインターフェースによって大きく変わります。現在の規格は、SATA、USB、IEEE1394(ファイヤーワイヤー)が主流です。USB2.0とIEEE1394はそれほど速度が変わりませんが、USBは、現在ほとんどのパソコンにあらかじめポートが装備されているので、USBを使っておけば良いでしょう。
ただし、古いパソコンでは、USB2.0ではなくUSB1.1の場合があります。USB1.1の場合は、USB2.0と比べて速度がかなり遅くなりますが、文章データを主に扱うならUSB1.1でも問題ありません。

外付けHDDのバックアップ機能について

 外付けハードディスクを購入する主な目的の1つは、バックアップです。外付けHDDのバックアップ機能についていえば、バックアップするデータが1ヶ月前のデータだった、これではほとんど意味がありません。パソコンのデータは、日々増加され、また更新されているわけですから、できるだけ最新のデータを残しておいたほうが、トラブルが発生した時に最小限の被害ですみます。 
 最新のデータを残すのであれば、RAID対応の製品を選ぶと良いでしょう。RAIDという機能は、複数のハードディスクに並列的にデータを記録して、1台のハードディスクにトラブルが発生しても、他のハードディスクのデータでそれをカバーし、データを失うことを避けることができるというものです。
 ただし、それでも完全に保護できるわけではないので、念のためにやはり手動で定期的にバックアップする必要がありますね。外付けHDDには、パックアップ用のソフトが付属しているものが多いので、それらの製品を選ぶとよいでしょう。

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